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2008年04月17日

駒と脳

たくさんキッズテニスカップ9写真データお申し込みありがとうございますね。一人で何でもかんでもやってちょっと忙しいので締め切りは早めよ。

さて、今日は久しぶりに真面目にジュニアテニスについて語りましょうか。
よく映像などを見せていて質問されることに、「世界へ行くにはどんなフォアが... 」とか、「どんなテクニックが...」とかいうことがあります。
もうこれも随分前から色々な人たちが言っている様に、10歳でもボレー、スマッシュ、スライス、トップスピン、ドロップ、ロブ、アングルなど、全てのショットが打てる必要があります。当然。この中からその選手の特製を見いだし、10年後をイメージして指導していくのがコーチの役割であり、過去の戦績や有名人よりも創造力のたくましさが重要なのはご承知でしょう。
しかし実はね、例えて言うなら、テクニックは将棋で言えば「駒」であり、その駒を揃えるのが第1段階。つまり練習して練習しておおよそのテクニックを身に付けるのは第1段階の当然でしかありません。
そう、その駒をどうやって使って戦うのか... 、その「脳」を鍛えるのが第2段階です。
素晴らしい駒が全部揃っていても、歩しか無い試合巧者に負けることは多々ありますからね。分かりやすく言えば、フェデラーのショットを全て打ててもあなたが世界何番になれるのかはあなたの脳みそ次第ということですよ。
そして当然将棋盤の様に9×9の升目を全部使って延々と勝負するがごとく、1対1で3セットマッチを延々と行なう必要が絶対的にあり、まあ正直この辺りが日本ジュニアの難しいところかなあと思っているわけですよね。
皆さん「ショット」を鍛えるのは一向に構いません。しかし、それをどう使うか... 長い長い試合中にどういう流れを持って使い分けるのか...これを鍛える為に少なくとも技術練習と同じ時間の試合練習が必要なことも知っていて下さいね。
コーチはその場合、選手のショットの選択を指導するわけですね。

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