« 2008年02月08日 | メイン | 2008年02月10日 »

2008年02月09日

高揚一発

今回の tour 11 では、僕は2回オーストラリアオープンの会場に行く機会があったのですが、練習コートをウロウロしていると懐かしいバックハンドの響き...。

もう10年以上前ですね。彼のバックハンドをテニスジャーナルで紹介したのは。
トップスピン... というか彼のはほとんどフラットな回転が多いのですが、彼のシングルハンドでの左手の使い方が面白く、途中まで両手打ちのように見えます。TV放送などで見た人は分かるかな。
テニスってこんな風な一風変わった打球動作でも十分個性として通用するのも面白い。でも難しいのは子供の頃にこれを「普通」に矯正するのかどうか...。まあこれが指導者のセンスというところでしょうが、数多くの世界レベルの選手を見ながら、成功例や失敗例を吟味し、コーチも随分勉強する必要があるってことでしょうねえ。全部を同じ型にはめる指導なら簡単なんでしょうけど。
10年前とベースラインの真横でじっくり見ましたが、打球音がポリ特有の異常に乾燥した音に変わって身体が大きくなり、ヒゲが生えたくらいで後はあまり変わってないかなあ。結構愛嬌のあるやつで僕一人の為に色々アクロバットしてくれましたけどね。
さてフィリピン、マニラではデ杯真っ最中。デ杯では最近いいとこ無しだった豪も大活躍5セットマッチフルセットで第1試合第1勝!。
まあまあ世界ランキング200位台の日本と遥か彼方後方のフィリピンチームとでは楽勝のように見合えますが、悲しいかな何度も書いているように200番以下のランキングは正直お金の問題。賞金だけでは勿論生活も遠征にも行けないので、豊かな国の豊かな家庭の選手しかこれくらいのランキング維持できない。つまり日本人も「賞金王」のコラムに書いたように実業団やスポンサーの支援が無ければ日本人でも余程のご家庭でなければ難しいわけで、実力の如何は判断難しい。こんな風に一発勝負のデ杯方式だと勝負は分かりませんよ。
実際、鹿児島で行なわれたフィリピン戦のことは前にも書きましたが、修造君が全身痙攣で逆転負けしたフィリピン戦もありましたね。
100番が700番に負けることも不思議でないデ杯の世界...。
普通のトーナメントであれば戦えないような相手と相対する気分ってものすごい高揚感があるのかもしれませんね。

10:00 | コメント (0)