« 2007年09月14日 | メイン | 2007年09月16日 »
2007年09月15日
なんでも王子の宿命
全国高校選抜大会個人戦優勝で US OPEN ジュニアに挑戦した片山翔君の勇士...。
しかし毎日8時間練習してもどれだけ真面目にトレーニングしても、世界レベルと普段触れ合わずに「イザこの時を!」と挑戦していきなり勝つのは難しいですねえ。女子も同じく初戦敗戦だったようで。
そもそもの大会の趣旨や個人戦優勝者の US OPEN 派遣の意味を僕は知りませんので全体を掌握できませんが、これが高校生の見聞を広める為に行う社会見学なら十分。が、もしもこれをきっかけに勝ち抜いてほしい... と考えているのであればそれはあまりにも甘すぎる。
たとえラケットの売り上げ世界一でもそれで遠慮してくれる選手なんていませんからね。
さて最近「検索」で 「Kei nishikori」 や「錦織圭・動画」で入ってくる人の多い事多いこと。いま AIG に向けてかなりのメディアがテニスの王子様として彼を取り上げている影響でしょう。... しかしうちで公開しているのは13歳の時のだから一般の方々にはあまり面白くないだろうけどね。
だけど世界で200番台でこれだけ騒がれるのもどうなのか...。まあ世界陸上の空回り報道を見ていると日本という国のメディアはその経済活性化の為に「何でも王子」を作り上げなければならない... という宿命を帯びているようで、日本人である以上、まあ世界どこへ行ってもその宿命からは逃れられないし、またそれを逆に使って有名になり、お金を儲ければいい事なんでしょうけどね。
ま、僕が気に食わないのはその活性化するスポーツメディアの経済と社会貢献に対するお金の流れのバランスの悪さだけどね。
さて地球の裏側、世界柔道。ちょっと皆さん不振のようであまりメディアが取り上げてくれませんが、IOC の理事から山下さんが落選し、欧州などでは一気に PRO 化となりそうですね。
嘉納治五郎... このかたのお話は今までも出しましたが、一体何の為に柔道を世界に広めたんでしょう。
僕は前も、ポイント制になった時から本質を見失っている、と書きましたが、ジェントルマンの心を忘れた英国産まれのスポーツの成れの果てを英国人が嘆くように、我々も今後柔道を色んな風に見、感じる事でしょう。
紳士淑女の精神を持ち、正々堂々戦うことは、とかくテニスに携わる日本人には理解できるようでできていない事かもしれませんから、柔道のことも色々いう資格は無いのかもしれませんね。
今日から福岡で合宿中。ガラの悪い女王はバク睡中。
22:16 | コメント (4)