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2006年11月11日
勘の指導者
今日も可愛いキッズの写真ですね。昨日のモーレスモとどこも変わらずに迫力があり、ドラマがあります。
... しかし昨日のモーレスモ。大きく前足を踏み込みながらのけぞって体重は思いっきり後ろにある... という彼女の打球時の特徴を表した写真ですが、これって体重を前に移動しながら打っているのか、下がりながら打っているのか... どうなんでしょうか... 解説が難しいかな...。
まあ人の打球フォームを見てああだあこおだあ言うことは簡単であり、しかし本質的には難しく、簡素に言い尽くせるものではないでしょうが、まあ雑誌の解説はテキトーによく書いてますねえ。いい言い切れるのもすごいと思うけど、選手本人が聞いたら怒るようなこともあるだろうけどね。
ジュニア選手の打球技術に関して色々と相談を受けることもよくありますが、まずはこのモーレスモのようにどんな選手でも一人一人に合った個性があり、それを摘んでしまって日本指導水準の標準に当てはめてしまうことだけは避けて下さいね。
つまり、ちょっと人と違う現象を見ても、それを伸ばすべき個性か改良の余地があるのか... という二者択一の「勘」が指導者に一番必要な能力であり、万人向けに書いてある本を頼りに指導するようなことはあってはなりません。とくに相手が才能がある場合はね。
同じ選手でもフォア、バック、ボレー、サーブ、フットワーク、戦略、などなど、一つ一つのパーツでもこの判断は分けて必要で、例えばこの選手はフォアの個性的な野生のスウィングはそのまま、しかしバックはオーソドックスに変えた方がいいかな... なんて判断をするのが指導者の役目であり、責任で、それが無能なコーチに習うほど悲惨な人生はありません。
保護者、選手はその能力を選ぶ責任があるし、権利もあり、一概にコーチが悪い... とは言えませんがね。
そして指導者が親しかいない場合、その全ては親の責任であり、選手の成績は全て親の成績。「子供にやる気がない...」と憤慨する親もよく聞きますが、それは指導者たる親の責任であり、子供には選ぶ余地のない血縁の悲しさとなりますよ。
逆に才能のある選手と勘の冴えた親のペアーは最高の力を発揮するわけで、親のテニス歴なんて関係なく世界のトップに行っちゃうこともあるわけなんですねえ。マリア様みたいに。
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