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2006年09月11日

チャンピオンとヘタクソ

... 呼ばれて飛び出てジャジャジャジャ〜ン〜♪... なんて古いギャグがここで通用するとは思えないけど、まあそんな感じで白い鳩が飛び出してきたようなおどけたマリア。こんな写真も珍しいなあ。よっぽど嬉しかったんでしょうねえ。

右は成城バトンクラブ、ディズニー公演から。マリアに負けず、同じ黒の衣装で決まってます。
やはり男子はフェデラー君ですね。もはや彼のコートに立つ姿は神々しいほどです。
ライバルたちはそう思えてはならないはずですが、しかしそんな印象を受けている感じですねえ。動き、ボールを打つタイミング、力強さ、余裕が他の選手と全く違いますから。... もしかしたらある程度手を抜いてゲームを面白くしているのかな... とも思えるくらい精神的にも追いつめられてはいない感じです。
ここまできたら自分との戦いかなあ...。タイムや距離の世界記録が無いスポーツはこういった時に困るもんですね。目の前に目標は無いし、練習相手は常に自分よりヘタと打ち合わなければならないわけですからね。
「いやあ、上手い人がいないのであのクラブやめました...」という選手、親も平気でいますが、フェデラーとまともに打ち合える選手は居らず、しかしその「ヘタ」との練習の中で自分を高めていくしかありません。そう、何でお前はそんな球も返せないのか... といじけていたらその選手の進歩は終わってしまうわけですから。
もうものすごく昔、ある国で当時ナンバーワンだったエドバーグの練習を見ました。
相手は当時20位くらいのヤーリード。
気心知れた同じスウェーデンの選手同士の練習試合でしたが、ヤーリードはいくら頑張ってもエドバーグの球をコートに返せず、縦に横にアウトばかり...。... そしてそれを全部必死に追いかけ、あのきっちりした腰の低いフォームで打ち続けるエドバーグの姿が印象的でしたねえ。
ヤーリード、何球連続アウトしてもエドバーグは必死で追い、綺麗にコースを狙います...。
世界で一番なんてこれでしか成長はできないんですよね。
... しかし、世界一位の球を必死でネットに掛けないように打ち返し、同胞の練習になるように頑張るヤーリードの姿にも感動した僕でした。
人間は強くなれば強くなるほど明確な目標を見失いがちですから、それだけ精神的な成長も必要なんでしょうね。

23:30