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2006年03月02日

ジャッジ考

九州は小雪が舞った3月です。まだまだ春は遠いかなあ。

さて色々と大会準備もお仕事も合間にお忙しい毎日ですが、今日から数日、ちょっと「ジャッジ」、つまりはテニスという競技で行われる自分で自分のコートに責任をもって審判するセルフジャッジについて書かせてもらおうと思います。木全コーチのサイトでも盛り上がっていたようですからね。... といってもこのコラムにはコメントができないようになってますけど...。
実は皆さんが「ミスジャッジ」、「セコジャッジ」、「芋ジャッジ」... などと呼ぶいわゆる不正行為?に関しては、僕が知る限りでも様々な種があり、まずはその分類をするべきでしょう。
なぜならば、その種によって原因、要因、解決策、などすべてにおいて違ってくるからであり、一概に「あの子は汚い」という言葉で済ませようとする感覚が混乱を呼ぶ可能性があると考えるからです。
そしてこの話を進める前に問わなければならない事は、これを読んでくださる読者の皆さんのお子さん、指導する選手は絶対に何が何でも... 1回たりともミスジャッジをしたことがありませんか?... という事です。
オランダである家族に「お前に選手は汚い」とさんざん文句を言われましたが、その家族が見ていた席から本当に完璧にラインとボールマークの間のスペースが見えていたかは大いに疑問でしたし、泣く我が子の可愛さ余っての感情移入は明らかでした。
正直言いまして、僕もあらゆる現場におりました。そして意外に多いのが相手のミスジャッジに怒る親... コーチ... の被害者たる選手もミスをよくするという事で、実際どうしてもひいき目に見てしまう我が子や我が選手の被害妄想意識過剰... とも取れるヒステリックな感情が表に現れた(ネットに書かれた、現場でレフリーに食いかかった、殴り倒した)だけの感もありますし... ま、まあまあ、自分の子供は絶対にミス無く潔白である、という事を前提に話を進めましょうかね。
A 型(故意にミスジャッジする)
入っている事が分かりながら「アウト」という選手の型ですね。これにはさらに以下の種別があり、大きく違ってきます。
A1型(自分一人の考えで故意なミスジャッジをする)
A2型(親の指導により、ミスジャッジを故意に行う)
A3型(親は子供のミスを知りながら紳士協定たるジャッジを子供に指導しない)
A4型(コーチの指導により「難しかったらアウトと言え」を実行している)
A5型(コーチは選手の故意を知りながら教育的指導を行なわない)
A6型(いかなるポイントでもミスジャッジを行う)
A7型(重要なポイントのみミスジャッジを行う)
A8型(相手のクレームでミスジャッジができなくなる)
A9型(相手のクレームにも全く動じない)
A10型(レフリーにはビビる)
A11型(ミスジャッジをすると次のポイントでぎこちなくなる)
A12型 ... と続く...。
この A 型で分類されるものですが、これも相当見てきましたよ。例えばずいぶん昔、全小で優勝した子
は親の目の前... フェンスに張り付く親の目の前のサイドライン20cm 内側に入ったボールを「アウト!」と叫び、親は目を輝かせて拍手...。これにはさすがに頭にきましたからテニスジャーナルに書きましたよね。この事。... 見た人いないかな。
つまりはこういう選手も日本のテニス界... どころではありませんね。世界中にいくらでもいるという事ですし、このような社会人たる親や指導者の考え方を変える事は難しいと考えられるところでもあり、「モラル」というものは決して他人に求めるものではない... という定石が倫理と倫理の間でひしめく難しさですかねえ。
明日は B型...。

01:15