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2005年05月22日
背なの唐獅子牡丹が...
『... あにさん... 、そりゃあ世間が通しても、この背なの唐獅子牡丹が通しやせん...。』...と、いきなり任侠の世界に浸りそうな写真ですね。
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今日は昨日の爽やかな写真と打って変わって... 迫力のお友達、スウェーデンのニコル選手の背中ですよ。もうちょっと達筆に書いてもらえば良かったかもしれませんが、ま、地元ストックホルムで5時間かけて入れたそうですから仕方ないか...。... 本人には「良い字だぜ...い...」と、答えてますから皆もよろしくね。
さて、今日も飯塚市で行なわれた ITF イベント、国際車いすテニス大会「ジャパンオープン」に行ってきました。
今日も本当に感動です。僕だけではありません。観衆のどよめきが起きる程...、下手な普通のプロ選手の試合よりも素晴らしいのは当たり前ですがな。
さて、今日からは少しずつ個人的な話をしていきたいと思いますね。
まず、この大会は ITF が管轄する国際テニス大会であることを皆さんに知っていただきたい。そう、あの ITF(国際テニス連盟)ですよ。
そして、この大会は世界トップクラスの大会なのですが、このような公式戦が世界中で行われていて、1年間になんとその数100!。多くの選手は年間20以上の大会をこなし、... そうね、ちょうど普通のテニスのプロが回るスケジュールのように世界を転戦するわけです。
さらにすごい事に、この「車いすテニス」大会は賞金大会であり、ちなみに今回の男子シングルス優勝賞金は2500ドル(多いか少ないかは...)。勿論優勝しなければもっと少ないわけで、...そして大会参加の交通費(諸外国からならば相当です)、宿泊費等は自費ですから多くの選手は「赤字」の参戦なのが実情でしょう。
... でもまあ世界中から仲間が集まってテニスをするわけですから大会が楽しみでもあることも事実でしょうが、現実としては選手一人一人が余裕を持った生活費やスポンサーを付けていなければ転戦できず、この「車いすテニス」を世界のメジャーにするには色々な角度から経済的な面を改革する必要があるかもしれませんね。せめて交通費、ホテルと食事くらいホスピタリティーがあればね。
スポンサー獲得もそう。デ杯を降りた NEC がメインスポンサーで行なわれていますが、日本の企業がスポンサーなのに日本のメディアは... ま、これは昨日書いたか。こういった具合にメディアに出ませんから、まあ難しいのかも...。
「お前は人の心配してる場合じゃないだろ!」と言われそうですが、そうねえ、とくこの日本では社会的な活動に対して民間企業の理解を得ることは難しいですからね。
さてさて、個人的な話でしたね、今日は。ではではこのニコルのお話...。
彼の職業は... ?。迷いもせず、「プロテニス選手」です。
つまり、テニスの試合を転戦することで金銭の獲得の主としているわけで、まあ賞金額は誰でも変わりませんから福祉の国、スウェーデンの底力でしょうかねえ。
そしてここではよく話を出していますが、ヨーロッパ特有の「クラブ」という組織がサポートしてくれているのでしょう。
... よく見ると... 中国文字の真ん中を... 背骨の真上を手術の跡の縦傷が残っていますねえ...。
彼は19歳で交通事故に遭い、胸から下の筋力が全くありません。... 腹筋も無いし、腰も自由にならないから車椅子でもバランスをトルのに大変なのよ。
彼は中国の文字と大きな傷を背負って今後の人生を生きて行きます。
どこにも逃げる所はありません。
... どこにも逃げるつもりも無いでしょう。
真っ直ぐに前を向いている男です。(ちょっとスケベなのが困りますけど...)
さて...、あなたは何を背負ってボールを追いますか...?。
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