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2004年12月25日
present
皆さんどんなクリスマスを過ごしましたか?。よい子はちゃんとプレゼンともらったかな?。
お父さんお母さんは思い出深いよい一夜を演出できたかな?。
ハンサムを先頭とする全国の独身コーチ陣!、ちゃんと頑張ったかア?。モテナイやつは努力あるのみ!...。
僕は千葉で思いがけずゆっくりクリスマスを過ごす事ができまして、スマップの楽しいドラマもゆっくり見る事ができました。おお〜、日本人だよねえ...って感じで。そうよ、スマップ全員の名前も覚えましたから。...そういえば最近国内にいる事も多いのでテレビを見ますから芸能人も覚えますよねえ。
さて、今日はクリスマスという事で、皆さんにプレゼントのお話をしたいと思います。
そうですね、ここは世界の窓口ですから世界中の色々なところからのお話をしましょう。
ある国では、「靴」をプレゼントされます。
そう、1年に一度子供達は靴を買ってもらえるわけで、それを楽しみにぼろぼろの一足の靴で学校に通い、サッカーをやり、全ての生活をします。もちろん日本でいうならば相当の粗悪品ですけど。
この「靴」の問題は結構大きく、テニスシューズを持っていない...という理由でコートに入れない中流も多く(下層階級はもちろんテニスより食べる事、学校に行く事に必死)、ラケットは誰かのお下がりで、そして才能があってもこれで難しい状況もあるわけですね。
僕の友人からの話ですが、ある大会のモロッコのジュニアがそれはそれはでっかい靴を履いてプレーしていたそうです。
それを友人が聞いてみると、ある地元の英雄的選手からもらった!、と、目を輝かせて話したそうです。ま、彼にとってはサイズなんかよりテニスシューズを履ける事、英雄にもらったお下がり靴でプレーできる事、これが何よりの誇りだったのでしょうねえ。
その彼の今後の成績は分かりませんが、これこそ最高のプレゼントでしょうねえ。
確かにエルアナウェイ選手は苦労してツアーまで上がって来た最高の人格者、英雄でしょうし、そういった意味で僕は彼を尊敬しますし世界最高の選手と思っています。そしてそういった選手のたった中古一足が地元の子供達を助け、自身も勇気をもらい、未来を作る子供達を育成できる事につながるなんて最高のプレゼントですね。
さて日本の子らはどうなんでしょう?、ラケットもウエアーも靴もキラキラで、余るほどの量が家に散乱していませんか?。
「いやあうちの子は248グラムじゃあないと・・・」とか「シューズが合って無いので・・・」という話もよく聞きますが、皆さん物事の本質...つまり「プロになる」という事はどういう事かよく考えてみましょうね。
実はこういった話は外国だけでは無く、僕も経験があるわけで、10年前僕がゼロから指導し、ワールドジュニアの日本代表にまでなった選手の話。
彼女の親は選手になる事が大反対で、当然テニス道具も中々買ってくれませんでした。
ある試合でクレー用のシューズが必要な時、「じゃあこれ履くか?」となり、僕の27cmの靴を13歳が履く事になったわけですね。
最初は皆に怪訝がられていましたが、まあ勝てば文句無し。それからスポンサーからもらう僕の靴の半分は彼女が履く事になりました。
これを読んでいる日本の皆さんも御家庭の事情は色々でしょう。勿論読んでいる外国の皆さんも色々でしょう。
しかし、「モノ」にはそれにしか無い価値があり、「夢の種」が眠っています。
与えるのもプレゼント...。与えないのも大きな意味でプレゼントなのかも知れません。
モノが溢れるこの時代に産まれた子供達にとって、「夢を叶える」という言葉に大きな価値を感じる事は難しいでしょうから。
14:45