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2004年12月05日
デビスカップ2日目 植田さんレポート
・・・昨日の続き・・・
ロディックはミス、歩き方、チェンジエンドの全てが早くなり、2nd setから3rd setに 移るチェンジエンドの時には、サイドを間違える場面もあり、とても平静とは思えないようすであった。
3rd setに入り、サービスキープが続く。互いにこのセットに全てをかけている感じ。 ナダル6−5リード。ロディックのサービスを15-40で2本のセットポイントをむかえた。 ここでロディックは、捨て身とも思えるネットラッシュを見せ逆転し6−6に追いついた。
タイブレークでもネットへ出るロディックに対し、ナダルは走り回り、ショートクロスのパスで対抗する。ナダルの激しいトップスピンのかかったバックハンドパスがショートクロスに決まり3rd setは7−6でナダル。
会場はまるでサッカースタジアム。4th setに入り、勢いづくナダルは1st setからの自分のプレーと間合いを守る。しかし、ロディックは時間を短縮することばかりに気を取られ、打ち急ぎ、自分のペースをつかめない。結局6−2でナダルが勝利しスペインに貴重な2勝目をもたらした。
勝負を分けたのは、3rdセットタイブレークでロディックが5−4でむかえたサービスでダブルフォールトをおかし、セットポイントにつなげられなかったことと、ナダルのリターンであると思う。あのロディックのサービスをことごとく読み、返球していたことは、少なくともロディックのプレープランにボディーブローのように効いていたはずである。
ナダルはフェレーロの代役を見事につとめ、さらに進化していく。
本当に凄い18才である。
明日はダブルス、ナダル・ロブレド組でブライアン兄弟に挑む。
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デビスカップ決勝 第二日目の結果とレポートです。
ダブルス
ブライアン・ブライアン(USA)6-0 6-3 6-2 フェレーロ・ロブレド(ESP)
昨日よりも観客が多い。土曜日の夕方ということもあり、昨日は少し隙間のあった観客席も埋まっている。
今朝、スペインの新聞の第一面は、ほぼナダルのガッツポーズで飾られた。
街のスタンドでは、並べてある新聞がナダルの分解写真のように見えてしまう。
テレビも新しいヒーローナダル一色だ。
今日の観客は、そのナダル見たさに来たに違いない。
私の宿泊するホテルから、オフィシャルホテルまでは歩いて3分と近い。
朝の散策がてらに、ホテル近くを歩いていると、大勢の人がホテルから出てくる選手を待っていた。 まず出てきたのはロブレド、フェレーロ、そしてアレッセ監督が一緒の車で出かけた。
ナダルが出てこないので、おかしいと思いつつ、会場での練習を見た。
ナダルはモヤとシングルスの練習ばかりをしている。
ダブルスは試合開始1時間前まで、選手の変更が可能である。スペインは最後のところで、ダブルスにフェレーロを起用してきた。
ナダルを休ませること、または最終日にフェレーロの起用も考え、一度プレーさせておく必要があるとおもったのか。
いずれにしてもダブルスはアメリカが有利で、最終日にかかる可能性は高い。
試合はアメリカのサービスで始まり、第2ゲームでフェレーロがサービスを落としたところから、常にネットを支配するアメリカが、あっという間に6−0でとった。
第2セットに入って、第1ゲームアメリカのサービスをスペインがブレイクし、会場は盛り上がる。
しかし、直後ロブレドがサービスダウン。結局2−2まで、全員がサービスゲームを落としもつれた。ここまでの10ゲーム、スペインはサービスキープが出来ない。
スペインのプレースタイルは、サービス&ストロークで行い、サービス&ボレーはほとんどしない。フェレーロは最初のゲームで2〜3回試みたが、ポイントが取れず。
それ以降はステイバック。ロブレドにおいては、1回のみであったと記憶している。
第2セットは二度のブレイクとロブレドが一度サービスキープしただけで、6−3アメリカ。
第3セットに入っても、アメリカのネットでのコンビネーションは冴え、スペインチームのつけ入る隙を与えない。
ネット際のボレー戦では、踏み込んで前に詰めるアメリカに対し、スペインチームは腰が引け、ボレーに威力がない。ネットからのポジションも離れ、シングルスプレーヤーのボレーという感じ。
フェレーロは試合開始から19ゲーム目に、この試合唯一のサービスキープをした。
ロブレドと合わせても3ゲームしかサービスキープできず、得意のリターンゲームにチャンスをつなげられなかった。
観客も燃え上がる場面が少なかったせいか、昨日以上にタバコの煙が気になった。
スペインの王子夫妻が観戦する中、スペインチームは良い試合を見せることが出来なかった。 観客も早めに席を立つ、スペインの観客はあきらめも早いようだ
明日の試合が俄然面白くなった。個人的にはナダルーフィッシュ戦まで、もつれてもらいたいものだ。
植田実
13:58