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2004年07月15日
Wan in Center Court
07/15 2004
初出場...センターコート...ロディック... ほんの10歳の少年から見て来た僕達には最高の時間のプレゼントだったですねえ。
僕はちょっとオランダのテニスクラブのTVでしか見ることができませんでしたが、そういった時間が流れているだけで満足でした。
勿論それはガスクエ...ナダル...シャラポバ...など、このHPに登場する全ての選手のデビュー時について同じですが、アジア人だけに今度は感慨深いものがありましたねえ。
そういえば tour 3 を側面から応援していただいた熊坂コーチ、小林コーチ、ハンサム木全コーチ等はテント、寝袋、徹夜行列でかのウインブルドンセンターコートに入りました。
見るだけなら「ちょっと」頑張れば感動の舞台に直に触れることができるということですね。皆ありがとう。
さて、今日はオランダテニスのお話から。
前もって言っておきますが、「日本ジュニアテニス」と言っても人それぞれやっていることはバラバラな様に、どこでもそれは同じですよ。ですから今から書くことが全員のことは思わないで下さいね。
話は戻します。たとえ8歳での随分実力の差があることは昨日書きました。そしてこの「差」は13歳では歴然としたものになり、どうしようもなくなっているのが今、2004年あたりの日本とヨーロッパジュニアテニスの関係です。そう、10年前とは全く違います。
オランダはヨーロッパテニスの中では中堅レベル。「何で?、選手たくさんいないよ。」という方、その通り。グランドスラムに出場しているのは男子数人と女子は...という位のレベルですが、僕が評価するのは常にある程度安定して選手を排出しているからであり、トップレベルのスペイン男子、ロシア女子、チェコ男女、フランス男女...等には劣りますが、ここは珍しくテニス協会がしっかりと稼動しており、現場のコーチと仲良くやっていることによって今回のような対抗戦も行なえることになったわけですね。チェコもそれに近いかな。
ま、よって僕はオランダテニスをトップではないにしろ未来も明るく、ヨーロッパ中堅と位置づけしています。
そしてそこのテニス環境ですが、その前に、やはり日本以外どこでも同じくほとんど午前中で学校の授業は終了。午後は毎日テニスができます。
更に豊富にあるテニスコート。豊富にいる優秀なテニスコーチ。安いコート費、レッスン費。毎週各地で午後を使って行なわれる公式大会。しっかりしたランキングシステム。etcetcetc...。
そしてオランダのトップレベルになれば今回対抗戦を行ったナショナルセンターのコート、コーチを無償で使用でき、そこから地元、あるいは車で行ける近隣諸国で数多く行なわれるETA、ITF等に挑戦し、これまた近隣の10K、25K、50K ...とレベルが上がっていって...つまりは地元を出ずしてグランドスラムまで到達できる、ということがここでは成り立つわけです。そう言えばローランギャロも車で行けますからね。
たけうちコーチは言います。「プロもITFもオランダトップジュニアもすぐ近くで練習し、試合もあり、勿論全員最高のテニスをし、...つまりは小さな頃から『それ』を直に見て育って来ている子供たちには多くの指導は必要ないでしょ。だって憧れ、真似していくだけで最高のテニスになるから。(本当は大阪弁)」
その通りでしょうね。たとえば試合の展開...ドロップショットの処理...スライスの使い方...など、何のイメージも無いままコーチに指導されても所詮真似事であり、芸術性の必要な実戦では使えないものでしょうから。
ま、今日はここまで。
やっぱワン大先生の様に10歳から世界で修行する必要があるのかもしれませんなあ。
16:20