小さな土俵

6月 30th, 2009

 

お分かりの様に現在僕が携わっているブリヂストンテニスハウス久留米選手育成コースの案内を発表しています。

スポンサーでもないのに勝手に載せんなよ!… という方はいないと思いますが、まあまあ今の状況は僕が一番のスポンサー。この稼ぎでこの活動が成り立っていると思って間違い無し。
ま、今の所昨年秋のキッズテニスカップのコート代をまだ支払っている状態だけどさ。

よって皆さんご贔屓に。
…が、当然仕事としてジュニア育成を語るわけですから自分として全うなコーチングをする為に少人数制。例えどんなレベルのジュニアでもプロ選手と変わらない目で携わります。

偉そうに世界を書くくせに… とか言う人もいますが、僕にとって協会や選手や親に媚を売ってツアーコーチとなり、ウインブルドンのファミリーボックスに入ったりテレビ解説したりすることよりも片田舎の小さなコートでヘタなジュニアと頑張る方がテニス人生として納得できる。

どんなに小さな土俵でも自分の納得する勝負が出来る方を選んでいるだけよ。

さて写真はドイツのリシキ。
今の女子テニス界にとってニューカマーは大歓迎ですが、やっぱり大型爆撃機… かな。
もうちょっと繊細な選手が出てきてほしいなあ。

この数日雨ザーザーの福岡。
カエルと稲と天拝山は喜んでいるようです。

 

ブリヂストンテニスハウス久留米 選手育成コース

6月 30th, 2009

 ブリヂストンテニスハウス久留米 選手育成コース のご案内



 

特定非営利活動法人 kids-tennis.com 代表、松島徹はその経験を活かし、地域に選手育成の根を張る為、ブリヂストンテニスハウス久留米と協力して福岡県久留米市を中心に育成活動を行っています。

* 主体メンバーは地域に住む小学生ですが、練習に参加できるジュニアであれば日単位の練習参加も出来ます。

* 現在の練習は、月、水、金、日曜日の週4日。3−4時間少人数で練習しています。夏休みは特別時間となります。

* 練習場所は久留米市内や近郊のコートを借りて行なっています。

* 松島徹と富本コーチ(ブリヂストンテニスハウス久留米)が指導を担当しています。

お問い合わせはブリヂストンテニスハウス久留米、もしくは松島まで

 

落武者歓迎

6月 29th, 2009

 

ウインブルドンの舞台で頑張る江原君。彼はかなりこのトップ写真に出ているほど海外を回っていますが、良い成績を出せる様にファイトだー!。
ちなみに彼のクラブ F・テニスは埼玉、上尾に有りますが、珍しいクレーコート。

さてさて、今日は色々な所から問い合わせが来ているキッズテニスカップなどの色々なお知らせをイソイソとさせていただきますね。お待たせしていますが。

1、「kids-tennis.com 夏休み合宿」
期日 7月21−25日の5日間
場所 宮崎県シーガイヤ(宿泊&テニス&レクレーション)
費用 もうすぐ発表
コーチ 松島徹、小林真吾(シーガイヤ)、など
空港より無料送迎バスも有り、子供一人で遠征参加も出来ます。周辺地域のジュニアも集まり、楽しい合宿になりそうですよ。
九州ジュニアも同時に宮崎で開催されていますので、落武者も歓迎。

2、「tour 14 アメリカ遠征
要項ページ

3、「キッズテニスカップ12 NYC」
期日 9月5、6日
場所 アメリカ、ニューヨーク
キッズテニスカップ初の海外開催。tour 14 参加者、現地日本人選手、及びアメリカ人など、どなたでも参加できるオープンなテニス大会。
要項をもうすぐしたら発表しますのでどうぞ皆さん参加して下さいね。世界は広いけど狭いよ。
佐川コーチは来ないのかな…?

4、「キッズテニスカップ13
期日 10月10−12日(3連休)
場所 近日発表 要項ももうすぐ出ます
ニューヨーク開催だけで終わると相当文句が出そうですのでこの秋は計2回開催。3連休を使って盛り上げますよ!。

皆さんお分かりの様に相変わらず「ノー企業スポンサー」で頑張っているこの活動ですので活動費を使って打ち合わせをすることも出来ないし、イベントで赤字を出すことが出来ません。
よって交渉などかなり難航してますが頑張りますですハイ。

今日もウインブルドンは盛り上がっていますが気合いを入れて見る試合はなし。(個人的趣味の問題ですけどね)
まあ、あの汚いローハンプトンの学校寮にお母さんと泊まっていたヘタクソなサフィーナがよくまあここまで来たなあ… と感心するばかり。

女の世界の予想は難しい…。

 

微笑み泣き

6月 28th, 2009

 

ちょっと妖しいノバックのバック。

確かに世界最高水準の天然芝管理技術を持ち、芝目も詰まってボールもラリーを多くする為に柔らかいながら選手がスパイクシューズで走った後の状態は如何ともしがたく、イレギュラーも多いウインブルドン後半戦。

そこをこんな風に身体を柔軟に調整しながらインパクトポイントを修正し、ボールを意識の方向に持って行こうとする技術は本当に素晴らしいもの。200km/hのサーブが来てもこうやって返しますからね。

クレーで育った選手の特性としてこのようなイレギュラーに対する調整能力が優れていることは誰にでも分かることですが、しかし日本選手はこれも弱いかなあ。

これはあまりに整備された綺麗なコートで練習し過ぎているということも有るでしょうが、こんな東欧諸国の選手なんか小さな頃はどんなテニスコートで練習したんでしょうねえ。
イバノビッチは水を抜いたプールの底で練習していたと言うし、随分前に話を聞いたディアチェンコは映画館の椅子を全部取っ払って練習していたそうですが…。

良い道具や良い環境が子供を育てるというわけでもなさそうですね。

ま、良い指導者と良い練習相手は絶対必要だと思いますけど。

今日はこの数ヶ月で初めてのレッスンの無い休養日。足が痛いので助かりましたが一日中テレビと仲良し。
「おくりびと」も見ました。印象は… ただ広末涼子さんのあの「微笑み泣き」のすごさに感心。いやいやあれって誰にも真似できないよねえ。あの雰囲気はでない。よく映画のオファーが有るはずだ。

夜は自給自足の田舎暮らし番組。エコを突き詰めて考えるとスポーツなんかやめてこんなに純粋に「生きる」ことを目指すということになるでしょう。

つまりは我々は現時点大変な贅沢をしながら極めて小規模のエコを考えている人間であり、子供達の世代にはもう少しでも環境に優しい生き方を残すべき存在であるということ。

たまにもらう自家栽培の野菜の美味さはほんとうにすごいね。

Henin 3

6月 27th, 2009

  

バブリンカ、こんな遠いボレーをクロスにコントロールするの難しいんだよねえ。浮いちゃうんで。
皆さんこのボレーをお手本にしましょう。こんな風にラケットの先に力が入る様にね。

シルステアの写真は5年前のフォルダーを頑張って探しましたがあまり良いの無し。これで我慢してね。

この時の彼女は写真の通り古めのラケットに古めのバラバラウエアーで、14歳以下ヨーロッパチャンピオンなのにいつもキラキラの日本のジュニアと違うなあ… と思ったことを覚えています。

think eco でも書いていますが、余剰なお金を持つ趣味人以外、新製品の「もの」を頑張って購買する必要性はありません。

そもそも民衆が憧れるプロ選手でさえ、古いものを使っている場合も多く、メーカーの商売の為に毎年何度も変更される「新製品」に表面を塗り替えられているわけで、「新製品のほうが優れている」などという宣伝文句に踊らされるほうがおかしな話。
そういえばエナンの様に世界1位の選手でさえシューズは「アディバリケード3」を引退まで履き続けていましたね。「5」が発売されても。(ちなみに僕は「4」を何足か履き続け。ちっとも悪くならないので)

まあ彼女には特別な思い入れか性能の面でこだわりが有ったんだと思いますが、これで最新のものが最高に優れているわけではない、ということも分かってくれるかな。

ジュニアの皆さんは道具にお金を使うよりももっともっと大切なことはたくさん有ります。
せっかくの可能性高き時代ですから、一日一日悔いの無いように素晴らしい経験をしましょうね。
道具やウエアーでウインブルドンに行けるわけじゃあ無いよ。

さて昨日の金曜日、ものすごく久しぶりに怪我をしました。右足の足の裏の筋を痛めたかな?。月曜にならないと病院に行けないので何とも言えませんけど。かなり腫れてます。

そうでなくてもヨロヨロなのにしばらくは口専門のコーチですね。… 本当は肉体派ですが…。

7月20日からの宮崎シーガイヤでの合宿はこのサイトで公募することになりそうです。情報待っててね。

 

Cirstea

6月 26th, 2009

 

決まったね。
僕はこんな風にちょっと有名選手ではないが芸術的な… みたいなショットが好きです。
有名選手の写真は巷にあふれてますしね。

ラコステさんかテクニファイバーさん、それかアルゼンチンの雑誌さん、この写真買ってね。

テレビではアザレンカ、シルステアの東欧若手対決。
アザレンカは何度かここで取り上げてますが、実はシルステアも tour 2 のヨーロッパ選手権14歳以下女子優勝で写真も出してますね。検索頑張ってね。

彼女は相変わらず美人ですが難しい顔して打ちまくり。いやいや東欧特有ですがあまり感情が顔に出ませんね。
しかし彼女、ちょっと最近の選手の中では変わっていて、ストロークのバックスウィングが非常にコンパクト。今はでっかい身体にデッカいバックスウィングが多いですから。

こんな風に個体差は現代テニスにおいても色々で、「現代テニス」と一言に解説できないことも事実。
皆さんも選手の個性をどうやったら伸ばせるか色々と創造してみて下さいね。

昔の写真探してみようっかな。

さて think eco の続き。
正直この資本主義競争社会において「浪費」は裏の世界(日本の流通すべてを司る広告代理業など)では最大の目標であり、恐ろしいことに実際に社訓でもある。つまりはテニスなどの贅沢娯楽もその一つのアイテムであり、もしも本気で『セイブプラネット』ならどこか中東の原理主義の生活かアマゾンの裸族の生活を選ばなければならないということでしょう。

つまりは人間どこまで考えても「そこそこのエコ」ということかな。
遠征だって合宿だって移動のエネルギーの相当なもの。
せめて遠征や合宿など貴重な思い出としてその後の人生に役立ててほしいし、移動が仕事のようなプロ選手に成ったら是非ともエコ活動を興してほしいもんだねえ。

 

夏休み合宿

6月 25th, 2009

 

今日も夜勤のレッスン後帰宅すればカロリーンvsキリレンコ。似たような感じの若手女子ですが、片方はちょっと汚いフォームながら柔らかくテニスをし、上手に試合を運びながら… しかし片方はものすごい運動能力ながらガチガチのテニスでボールをコートの四角に納められず… という感じでしたね。

いやいやテニスという競技に対する人間の能力は色々な面が有り、面白いもんですねえ。

さて昨日の続き。think eco with tennis.
ものすごくラケットのサイクルが速いということは当然家には使えるラケットが余っているということで、今一番普及するべきはリサイクルラケット業。もったいないラケットが数百万本日本のお家に眠っています。

うちでも考えましたがその面倒くさい仕事を誰がやるのよ?… というところに達し、やっぱ無理でした。
もしも本格的にその方面の仕事を目指す方は連絡下さいね。ホームページで出来るだけの応援しますので。

… もしもそんなことが機能し始めたらラケットメーカーつぶれるでしょ?… という懸案も有りますが、正直僕が色々なメーカーさんを見る限り数社はつぶれた方が良い。

「売れないんだよねえ…」とブツブツ嘆きながら目線を明後日の方向に向ける営業マンをたくさん知っていますが、いったい彼等は何の為に仕事をしている?。

もしかして自分の給料の為だけ?…

自社製品に絶対的品質と優位性、誇りを持って仕事するならまだしも、ただ自分の保身の為にラケットを作って売っているようなメーカー… そんな仕事はどんな職種にしても無意味でしょ?。そんなラケットメーカーの商品を次々買うことが eco になるはずが無い。

それに自分自身… 商品に自信が無いとさ、結局売れないんだよね。

僕は企業に勤めたことは有りませんが、一般人としての一般論でそう思いますよ。

話は変わって夏休みの合宿情報。
7月20〜25日、宮崎シーガイヤで行うことが決定しそうです。詳細はまたね。

 

think eco

6月 24th, 2009

 

このところ地道にランキングを上げてウインブルドンも本戦ストレートインだった森田あゆみちゃん。… もう「ちゃん」ではないか。

この舞台で活躍するにはもうちょっとかな。何とか杉山選手に繋がってほしいものです。

中村藍子選手もラッキールーザーのクコバ(ここでも随分昔 movie で紹介しましたね)に敗退。いやいや世界中の方々が頑張っておられますのでいくら日本メディアやファンが応援した所で中々勝ち抜くのは難しい。大変だ。

テレビではマリア様が相変わらず相手のマッチポイントでも粘ってガッツ丸出し。… しかしやはり敗退。さすがにもう時代は終わったかな。
しかし僕は一度こんな風に絶対に相手のマッチポイントを簡単に取らせないという選手を教えたことが有りますが、その集中力は本当にすごかった。

そしてその子は試合中に周りもよく見ていて、「コーチがあの時にどのジュースを飲んでいた」なんて覚えているわけで、まあまあ「集中して他が見えない」というのも禅的に「集中していて全部が見える」ということですかね。その子を見ていると非常に分かります。

まその子に球を打つ才能さえ有れば面白かったんだけどね。

さて今日は180°話は展開。子供達の間では「エコ」の話が一杯で、テニス界でも色々なイベントが行われているようですが、僕が勧めるエコは誰にでも出来る。「ラケットを無駄に買わないこと」

前にも書きましたが世界中で僕の知る限り日本人が一番最新のラケットを持っています。つまりはよくよく買い替えるということ。
まあメーカーの商売に乗ってお金が余っているからしょうがないのかもしれませんが、いったいラケットメーカーは中国の田舎でいくらの原価でこれを作っていると思いますか?。

ペットボトル一つ作るのに原油を何リットル使うか知ってますか?。

ラケット1本作るのにどれだけの原油とエネルギーが使われるか知っていますか?。

とにかくジュニアを含め贅沢すし過ぎな日本テニス。そんなお金があるのなら個人レッスンでも受けましょう。

最新のラケットでしか戦えないのならあなたのテニスは趣味。競技者では有りません。

メーカーさんのドンドンバシバシ新製品戦略に乗らない様にね。

 

人生どうなる

6月 23rd, 2009

 

ただいま家のテレビでは伊達ーウォズニアッキー。ファイナルの初めですがもうちょっと伊達さん無理かな。

最初はカロリーンにエンジンがかからない所をズバズバと攻めて気持ちよく全盛期の様にプレーした伊達さんでしたが、まあ実力差は仕方なし。
伊達さんよく頑張りました。

テニスというものは「何か」が必要であることを書きましたが、まさに彼女はその「何か」で戦っているわけであり、年齢による体力低下、体格差を乗り越えてここまではプレーできることの証明をしたことになります。

昔は旧社会主義国の選手がほんの少ししかいなかったわけで、今やほぼトップ全部を占めるほど東欧女子勢力。カロリーンも書きましたがポーランド移民デンマーク人です。
そう考えると女子テニスのレベルは13年前とはまったく違っているはずで、ある伊達さんをよく知る人が言う様に、13年前と実力は変わらない… とするとこの結果くらいに世界の女子の全体レベルが上がってきたということかもしれませんね。オソロシヤ。

男子はさすがにそこまでは無いかなあ…。出来れば全盛期のサンプラスーフェデラーーマッケンローーなんて見てみたいね。

そういえば39歳で US OPEN ベスト4まで上がったジミー・コナーズ先生に比べれば女子は3セットマッチですから伊達さんもまだまだ頑張れよ… ということですかね。次を期待しましょう。

さてウォズニアッキー。芝でも良く走りますねえ。
彼女は tour 2 デンマーク大会で決勝で戦い、勝ったということでこのコラムにはよくよく登場。昨年の AIG の時にも親父との会話を書きました。見てない人は検索してみてね。

初めて逢った13歳の時からこれといった武器も無く、細ーい身体から必死にミス無く粘るだけでしたがそれが18歳でトップ10です。

tour 2 で勝ったうちの選手は…。

人生どうなるか分からんもんです。

 

昭和のテニス

6月 22nd, 2009

 

ウインブルドン中継始まりました。
帰るのが遅くてルー vs フェデラーを見逃しましたが、この台湾のルー君も多くの日本ジュニアと競り合っていたただのアジア選手だったんですが、今やグランドスラム常連ですもんね。

今はちょうどセレナとポルトガルのシルバの試合をやっていますが、僕が知るポルトガル人の大半が「シルバ」姓。ちょっと不思議。

さて本題。実は僕、ウイリアムス姉妹のテニスがとても好きではありません。そう、嫌いです。

どこが嫌いかと言うとあの「異常に早いテイクバックでラケットを引いて動く」所や、膝腰を不自然に曲げて強引に奇声を上げて打ち込む所。
つまりはね、先日一般の方々のレッスンでも「30年前のテニス指導」として説明しましたが、「早く引け!」「腰を落とせ!」「膝を曲げろ!」そのまま。勿論パワーと展開は昔とまったく違いますからほんとの昔風のテニスでは有りませんが、あまりにも美しくない。(超個人的意見)

なんともトラウマじゃあないでしょうけど今時そんな固いテニスをする人も少ないので昔を思い出します。

大胆な推論ですが、丁度その30年前くらいからの時期、つまりは僕がテニスがヘタでコーチから指導してもらっていた頃から、どんなミスをしても「引くのが遅い、腰が落ちていない、膝が曲がっていない、ボールを見ていない」と、まったく不器用な選手を目指していた指導が現在の日本テニス不振を作っており、なんでボルグ、マッケンロー、コナーズ全盛の頃に何でそんなオカシな指導をしていたのか不思議でなりません。

そして僕の指導する一般の方々の中にはテニス歴ウン十年のコーチの僕より長いベテランもいるわけで、その中には悲しいかな昔のコーチのアドバイスそのまま忠実に守り続けていた健気な生徒さんもいる。

… もう残念ながらその長年の癖は治らない…。

… 残念ながらジャンプして高い打点を打つなんて夢の中でしか無理…。

そこを何とか「なんちゃってエアー○○○」(この言葉も今や死語?)的風に雰囲気だけでも持って行くのが僕の仕事で、一球に賭ける微妙な心理はウインブルドン並みよ。

僕のテニスは当時「雑」で悪いフォームの典型と言われ、今はナチュラルな普通のフォームと言われます。

「昭和のテニス」じゃあ無くて良かったよね。